すごいHaskellたのしく学ぼう!を読みました.

すごいHaskellたのしく学ぼう!(通称:すごいH本)を読みました.ためになりすぎて,いろいろこれからの人生が楽しくなりそうだったので感想を書きます.

shop.ohmsha.co.jp

環境周りについては,こちらの記事を参考にしました.

qiita.com

Haskellという言語のシンプルさ

この本で出てくるHaskellのコードは,非常にシンプルで短いです. なので,読者の写経する心も折れない親切設計です. かつ基本的にファイルを作って,コンパイルして実行みたいなことをするのは8〜10章くらいだと思います. それ以外の章では,どこかのファイルに関数などの定義を書いて,それをREPL上にロードするだけで動きます. だからすぐに試せて,やってる感がでるので良いです.(ここ重要)

ちなみにロード方法は,REPL上で下のような感じに打つとロードできます.

*Main Lib> :l function.hs

関数型言語の特有の概念の習得

この本は,Haskellを学ぶのが主ですが,同時に関数型言語特有の概念も学べると思います. 特に僕が感動したのは, モナド です. このモナドとは,ある条件を満たしたもののことを指します. モナドは,Haskellの標準ライブラリとして提供されており,多くの種類があります. ざっくり言うと,与えられた型の文脈を損なうことなくいろいろできるすごいやつです. 正直,僕もまだぺーぺーなので,あまり詳しくは言えません.😇

まとめ

結構古い本ですが,今でもやはり関数型言語という概念を学ぶことには非常に新鮮味があり,みんなにお勧めできるぐらいにはすごかったです. Haskellを学びましたが,Scalaが書きたくなりました.(おいおい)