こんにちは,ミツバです.
YAPC::Tokyoに参加してきたので,その参加レポートを書きます.
参加したきっかけ
普段はPerlを書いたことが全くない僕ですが,シェル芸などのトピックでPerlを利用したワンライナーがあったりして少し興味はあったりしてました.
しかし普段はawk
やsed
に甘える毎日を送っており,Perlを触る機会を作ってこなかったです.
そんなときにYAPC::Tokyoというカンファレンスがあることを知り,ここでPerl入門を決意しました.
前夜祭(カンファレンス前日)
カンファレンス前日には前夜祭があり,なんとか遅刻せず参加してきました. 前夜祭では,テンポよくLTが繰り広げられ楽しい会でした.
発表も面白く,内容としては,
様々な方面で楽しい会でした.
以下に会場の様子の写真を貼っておきます.
前夜祭に来ました pic.twitter.com/Jss3qge2xu
— ミツバ@エンジのニア (@mitubaEX) January 25, 2019
カンファレンス当日
カンファレンス当日は11時からオープニングトークが開始されました. 今年のテーマは報恩謝徳,「恩に感謝し報いること」という意味があるそうです. 深い.
僕が聞いたトークを並べるとこんな感じです.
- チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと
- papixさん
- 私とOSS活動とPerl
- duck8823さん
- メッセージングのプロトコル
- 加藤亮さん
- ゲストスピーカー: 大仲さん
- ゲストスピーカー: 広木さん
- ログにやさしいDB設計
- fist0さん
- CPAN Module Hacks
- akiymさん
- ISUCON8予選問題作成の裏側
- karupaneruraさん
- 多くのCPAN Authorに育てられ、息をするようにCPANモジュールを書けるようになり、そして分かったこと
- songmuさん
- キーノート: tokuhiromさん
どの発表もためになるものばかりで聞いていて気持ちよかったです.
特にゲストスピーカーのお三方の話は,どれも興味をそそられ釘付けになって聞いていました.
大仲さんは,Perl on RailsというテーマでRailsの力を用いて,Perlのプロダクト開発の効率を高めることを目指したお話をされていました. 名前からすごく面白いテーマですが,中身はすごくしっかり考えられていてAPI REPLなども作成し,より効率化を図っていました. APIのテスト用のREPLという発想は僕には全然なかったので,すごく知見をえれました. そしてActiveRecodeを入れてER図を自動で生成できるようにしたりと,Rubyを長年やってきた大仲さんだからできる応用力なんだなと思いました.
次に広木さんのお話では,「エンジニアリング組織論への招待」に関連したお話を聞きました. ここで印象的だった言葉が,「エンジニアと非エンジニアの非対称性を埋める」という言葉です. ここでの「非対称性を埋める」という言葉は,他者との知識の共有度合いを均等にすることだと,私は捉えました. そしてこれによって,ソフトウェア開発の様々な不確実性を減らしていこうというテーマのお話でした.
最後にキーノートのtokuhiromさんのお話では,tokuhiromさんのPerlに触れてきた人生のお話を聞きました. そしてコミュニティへの貢献方法のお話も聞きました. 僕はsongmuさんのトークも聞いており,それと合わせてもっとアウトプットしていかないとと思いました. 最後のスライドには「Future Perl Community is You!」という言葉がありすごくエモかったです.
以下に会場の写真を載せておきます.
#yapcjapan
— ミツバ@エンジのニア (@mitubaEX) January 26, 2019
着席しました pic.twitter.com/gWGjIUAEGE
いただきました
— ミツバ@エンジのニア (@mitubaEX) January 26, 2019
#yapcjapan pic.twitter.com/Bycy42L8dN
懇親会
Acmeという言葉がよくわかっていなかったのですが,丁寧に教えていただき興味を持ちました. あとは内定先のメンターと話したり,楽しく過ごしていました.
感想
Perl全然わからんという状態で参加したものの,すごく初心者にも親しみやすい発表が多くて勉強になりました. 今年が初参加だったのですが,来年も参加してLTとかしてみたいなと思いました.
最後にPerlに入門できたのか?という話なのですが,モジュール周りのお話は入門できたかなと思いました.これから他もやっていきたいと思います.